なりたい「私」に近づく

新しい恋愛を始められる気がしない

恋愛って、どうやって始めてた?

困った、困った。新たな恋愛を始められる気がしないのである。

出会いの数を増やそう、と思って、アプリを使ったり、友人が紹介してくれる方と会ってみたりしているのだが…「この人!」という人に出会えない。

まず、これって出会いの形として、私にとって、超・不自然!!

なんでみんな、数回だけ会った人と付き合い始められるの?

私にとって「自然な出会い」とは、習い事とか会社とか、所属しているコミュニティで、最初は複数人のグループでの付き合いから始まり、徐々に「あ、この人好きだな」から付き合いに発展する。最初から一対一で会って、付き合うか、付き合わないかを天秤にかける…そんな出会いではない。

インスタントな出会いに辟易

第一の関門: メッセージ返信

いやはや、マッチングアプリ的な出会いは疲れる。

アプリだと、マッチしたあとに何往復ものメッセージをやり取りし、「この人、会ってみたいな」と思った人と日程を合わせてお茶に行く。これ、私にとってめちゃめちゃ疲れる。

まず、メッセージのやり取りが苦手!かなりテキスト無精で、要件のないメッセージに返信するのが本当に苦手なのである。例えば、

「今、仕事終わりました!」

「今日は、〇〇の会議があって大変でした!」

っていうメッセージが来て、冷たいようだけど「…で?」と思ってしまったり。(こういう時、どう返信したらいいの?誰か教えて。)

第二の関門: 会計問題

メッセージのやり取りを突破し、なんとかカフェで会うところまでこぎつけたとしよう。ここで絶対に問題になってくるのが「会計問題」だ。

どちらが払うのか?完全に割り勘なのか、相手が払うのか。

私は、どんなにカフェでの話をそつなく乗り越えたとしても、会計の時の相手の対応で一気に萎えることが幾度となくあった。

いつも全額支払ってほしいとは言わない。だけど、初めて会ったときくらいは、スマートに支払いを済ませておいてほしいなぁ…というのが私の願望。お金の使い方が合わない人は、多分一緒に暮らし始めても合わない気がする。この辺の価値観は、みんな違って当然だと思う。でも、最初から「違う」って分かっているのに無理して付き合い始めたら、あとから大きな問題になる。(そういう意味では、元夫のお金の使い方は嫌いじゃなかったなぁ)

最も萎えたのは、オシャレなビストロでランチをしたときのこと。そのお店でランチをすることなんて滅多にないので、ぜひデザートまで行きたかったのだが、「デザートはいかがですか?」と店員さんに勧められるや否や、相手の男性が「コーヒーだけで結構です」と断ったこと。そして、お会計は完全割り勘。

\…いやいや、割り勘にするなら、デザート頼ませてよ!!!笑/

※ちなみに、私は、アプリで自身の収入は明らかにしていない。以前、収入をオープンにしたところ、「養育費払うの大変アピール」を複数名の男性からされたことがあるからだ。(収入はあるし、これからも働き続けるけど、アテにしてほしくない…!)

究極の関門: 価値観が合わない。というか数回会っただけでは分からない

結局これなんだよね。数回会っただけでは、その人と合うかどうかなんて分からない。ましてや、好きになんてなれない。

ついこの間は、3回目に会う人と、行きたかったカフェ集合にした。人気のカフェなので休日は並ぶことがわかっていたから、私は少し早めに行って、並んでいた。

待ち合わせ時間ぴったりに現れた相手は、はもありなんといった感じで合流。そして、列があまり進まないのに見兼ねたらしく、「違うところ行こう」って…えぇぇ!?

\私の意見、聞いてないよ!?

それたまで、「悪くないな」と思っていた人だったが、これで一気に萎えた…

私が欲しかったのは「並んでくれたのに悪いけど、あまりお店に行列するのは好きじゃないから、違うところに行かない?」っていう一言だったんだけどな。

この一瞬を経験しないまま「お付き合い」を始めなくてよかった。ある意味、3回目で盛大に振るい落とすことができたので良かったとも言える。

冒頭の「自然な出会い」は、いきなり1on1ではなく、複数人での付き合いを通して、いろんないい面・悪い面を見たうえで、好意を抱くようになるんだよなぁ。

で、結局私はどうしたいのか

とどのつまり、今の私は切実には困ってないのかもしれない。まだ本気モードにはなってない。だから、新しい人とメッセージをやり取りするのも、どこかに出掛けてカフェでお茶するのも面倒くさいのだ。だいたい、男性との出会い以外にやりたいことがいっぱいあって困ってしまうくらいなのだよ。

老後、一人で過ごすのが怖い、という得体の知れない恐怖心もある。けど、そのために妥協してまでパートナーを見つけるのも違う気がするんだよね。今は、やりたいこと、一つずつやってみて、自然体で生きていたほうが、人間関係も広がるかもしれないね。

ABOUT ME
まるこさん
こんにちは。まるこです。36歳、都内で会社員をしています。本業だけの収入に頼らない「複業」を模索中。「まるこの読書会」首都圏で開催しています。読書 / ヨガ / 学び大好きです。 詳しいプロフィールはこちら