暇だ、暇すぎる…
自宅療養が始まってから7日目。ようやく7日目とも、もう7日目、とも感じる。泣いても笑っても、この「家にいなければいけない期間」はあと3日で終わる。嬉しいような切ないような。
だが、1つだけ言えることがある。それは、とにかく「暇、暇すぎる」ということである。
することといったら読書、Amazon Prime Video、YouTube、食べる、飲む、寝る、掃除する、洗濯する、お風呂に入る、くらいだ。本当に、することがない。部屋の整理も、瞬く間に(自宅療養2日目で)終わってしまった。
たまに、家族や友人とビデオ通話をしたりもするが、それはそれで、毎日付き合ってもらうわけにもいかないので、文字通り、「誰ともしゃべらずにいる時間」が多い。ひどいときなんか、英会話の先生と、英語しか話してないよ、っていう一日もあった・笑。
よくある独身アラフォーのつぶやき
家族や誰かと同居している人で、この療養期間中、ひとりの時間が過ごせないのが本当につらい、という話も聞くが、私はそれが羨ましく感じてしまったり。これって、ないものねだりなんだよなぁ、っていういつもの結論にたどり着く。
独りなら独りで、誰かと喋る時間が欲しいと願う。誰かといたらいたで、独りになりたい時間が欲しいと願う。これって、どんな状況に置かれた人でも、100%バランスしている瞬間って、そこまで多くはないのではないか、と思うのだ。
独り身の私でも、「ああ、今バランス取れてるなぁ」って思う瞬間はある。それって、「社会の中での自分」という存在があってこそなんだよなぁ。つまり、人は一人じゃ生きられない、ってことを、今回の自宅療養わずか10日間という間で、肌で感じたのである。
自宅療養中に読んだもの、見たもの~続編~
📚対岸の彼女 https://amzn.to/3aHKWpj
元気なうちはあまり没入できない作品だったのだけど、時間ができて読み始めたら一気読みだった。よく、この一冊が店頭でレビューされているときに、【「子なし独身女性」と「子あり専業主婦」の対比】がそこまで全面に押し出されているわけではないと感じた。
それにしても、以前読んだ『流浪の月』(https://amzn.to/3PDGtTs )もそうだけど、なんだかちょっと病的なものに惹かれるみたいだ…。
🎥イミテーション・ ゲーム https://amzn.to/3aPooCP
第二次世界大戦中、ドイツ軍の暗号解読に挑んだ天才数学者の物語。もちろん、暗号解読までのプロセスにも多くの人間ドラマが含まれていてドキドキするんだけど、私は、もっとも引き込まれたのはラスト20分。
多様性が叫ばれて久しいけれど、これって、過去にいろんな人たちが苦しい思いをしてくれたからこその今なんだな、と改めて感じさせられる作品。
🎥キングダム https://amzn.to/3yMkP8r
原作の絵がそこまで好きではなくて、アニメ版を途中まで見て挫折していた本作。実写版なら行けるだろう!と思って見始めたのがこちら。どうしよう、「長澤まさみ様が美しすぎる…!」というのが一番記憶に残ってしまった・笑。
これを見たからと言って、そこまで中国の歴史に詳しくなるわけではなく、どちらかというとエンタメに寄った作品かな。