雑記

「生理の貧困」について考える

今日の日経新聞に、こんな記事があった。概要は下記の通り。
生理の貧困で初調査、20代以下12%が購入苦労 厚労省

  • 経済的理由で生理用品の購入・入手に苦労した経験がある女性が8.1%
  • 理由は、自分の収入が少ない(37.7%)、自分のために使えるお金が少ない(28.7%)など
  • 入手が困難な場合の対処方法として、交換頻度や回数を減らす(50.0%)、トイレットペーパーなどで代用する(43.0%)などが挙げられた

なんだか、このニュースを読んで、ものすごく胸が締め付けられるような、何とも言えない気持ちになった。生理用品なんて、たかだか200~300円程度で買えるものだと考えている私のような人間がいる一方で、ナプキンが買えなくて困っている女性たちもいるのだ。なんということだ。

男性には生理はない。月1で訪れる体調不良や、出血に伴いナプキンを買わなければいけないのは女性のみ。性別の違いからくる支出の違い…といって、すべてにおいて平等を目指して、生理用品を無償化するか、とか、自治体で配るか、という策は、私としては別に望んでいない。

それは、私がナプキンを買うことになんの躊躇もなく300円払えるから…かもしれない。また、未だに生理用品を求める(もらうにせよ、買うにせよ)という行為は、なんとなく恥ずかしいことだ、という考え方が奥底にあるのかもしれない。

もし生理用品が無償化されたら、どうなるだろう。
喜んでくれる人はいるだろうか。どんな反響があるだろうか。

そんなことを考えざるを得ない、新聞の片隅の記事であった。

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まるこさん
こんにちは。まるこです。36歳、都内で会社員をしています。本業だけの収入に頼らない「複業」を模索中。「まるこの読書会」首都圏で開催しています。読書 / ヨガ / 学び大好きです。 詳しいプロフィールはこちら