♦「バッハ会長の歓迎会に、40人集まる」は是か非か?
ちきりんさん。私は、彼女の著書も全て読んだし、Voicyのプレミアムリスナーでもある。「うわあ、この思考回路、私には全くなかったなぁ!」と思ってしまうような投稿に、毎回ハッとさせられっぱなし。
で、今回もまた、「確かに、その通りだよなぁ」と思わさせられたツイートが、これ。
『バッハ会長が広島に行ったとか歓迎会が行われるとかいちいち目くじら立ててる人がいるけど、これってつまり夏休みは東京から広島に行くくらいなら問題ないってことだし、お酒さえ出さなければ40人ぐらいで集まっても全然問題ないってことなんだってふうに、もっと前向きに解釈すればいいのに。』
https://twitter.com/InsideCHIKIRIN/status/1416347081480892419?s=20
♦メディアに踊らされている私たち。
いやはや、確かにそうだよね。この報道、「平民は集まっちゃいけないって言われて押さえつけらえてるのに、バッハ会長なら集まってもいいらしいよ!どうにかしてるよね!!」とのメディアの焚き付けのようにしか感じられない。
でも、報道をどのように捉えるかによって、全然生きやすさが変わってくるよなぁ。2020年から、「コロナ」という世界共通の話題が出来た。私たちの行動も、かなりの割合で「コロナ」を指標に変わってきてしまった。これからまだまだ、変化が激しいのだと思うが、肝心なのはメディアに踊らされずに、自分がどのように考え、どのような行動を選択するか、なんだよなぁ、と感じさせられた。
♦自分が置かれている状況によって行動は変わってくる。
ただ、個人レベルではいくら前向きに考えることができていたとしても、相手がどう考えるか、所属している組織の考え方などによっては、そうはいかない場合も、ある。あとは、実際にコロナにかかった人とか、身近に感染した人がいるとか、「コロナの身近さ」によっても考え方って変わってくるよな、と。
例えば、いくら自分が東京→広島まで行くことは全く問題ない、と考えていたとしても、それを受ける相手側がどう思うか分からない。ちょっと田舎に住んでいる友人なんかは、本当に地域コミュニティが小さいから「東京から私が帰省してきて、私の部屋の電気が付いていただけで、近所の人になんて言われるか分からない」という話をしていた子もいた。
また、会社としても、出張させたがために自分が感染した(もしくは相手が感染してしまった)場合、それは会社の責任になってしまう。もちろん、その出張自体に直接の原因がなかったとしても、目に見えないウイルスのことだから、直前の行動と紐づけられてしまう。
♦終わりの見えない「コロナ禍」、私が望むのは…
まだまだ終わりが見えない「コロナ禍」であるが、私はとにかく、「マスクを外したい」、ただこれだけ!マスクの下は亜熱帯。本当に、屋外を歩きながらマスクをしていると、熱中症がすぐ背後をひたひたとついてきているのではないか、と思うくらい。
別に、在宅勤務がいくら続こうが、お酒が飲めまいが構わないから、マスクだけは…外させてくれ!っていうのが正直なところ。
これから、どうなるんでしょうね。うまく付き合っていくしか、ないですね。