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♦朝令暮改は、組織のことを第一に考えているからこそ起こるのだ
だいぶ前、私が転職して3ヶ月くらい経った頃。新規事業の立ち上げに一番いっちばん忙しい時期があった。そのころは、新規事業のサービス内容とか料金体系などを決める大詰めの作業をしており、昨日思い浮かんだことが、翌日には変わる、なんてのは日常茶飯事だった。
そんな時期に後輩くんから言われたのが「うちって、朝令暮改ですよね」というひと言。彼は、「もう朝令暮改やめてほしい」っていうニュアンスで言ったのだろうけど、「朝令暮改」ってあんまりいいイメージで使われない四字熟語だけど、私は、いい意味での朝令暮改は、その組織のことを考えているからこそ起こることなのだ、と捉えている。
本当はいいことを思い浮かんだのに、実行に移さず(提案せず)心の中にしまっておき、それよりも前に決まった悪手を取ってしまう…それって、本当にそのミッションのためになることであろうか?
それよりも、昨日出たアイデアより、よりいいものが出てきたら、たとえちょっとの面倒くささは伴ったとしても、よりいい方を実行に移す方がいい、と言えないだろうか。
朝令暮改だったとしても、いい方を推し進める。そんな力がある人が、本当の意味でのリーダーだと思う今日この頃。
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