数字オンチな私が、独学で簿記2級取ったよ!
なぜ私が簿記を取ったのか?

こんにちは!まるこです。
予め言っておきますが、私は、大の数字苦手人間です。数学が嫌いすぎて、高校は、数IAまでしか学ばなくてよい専門科に進学しました。
しかし、一生数字と付き合わなくていいかと思ったらそうはいかず。仕事で、経理部の人と頻繁にやりとりする上で、「え?そんなことも知らないの?フッ(鼻で笑われる)」とバカにされてしまうことがありました。
「簿記を知らぬもの、社会人にあらず」みたいな経理部の人に、ちょっとぷんぷん丸になり、一念発起して、独学で簿記を取りました。スクールに通う時間・金銭的余裕はありませんでした。
今回は、数字オンチな私が、どのように独学で簿記2級を取得したのか?について記録します。
勉強開始時期:2019年12月
実は、2018年2月にも独学で簿記2級を受けて、一度落ちています。でも、なぜだか諦めきれず、2019年11月に3級を独学で取得。
2級は、以前不合格だったこともあるし、「正直しんどいかな〜」って思ってました。なぜなら、連結決算(第4年度の連結決算を答える問題も出たり)が加わるなど、試験範囲が大幅改定され、瞬く間に難関資格入りしてしまったから。
これまで、過去問を何周も回しておけば合格する資格だったのに…なぜ、もっと早いうちに受けなかったのか悔やまれます・笑。
で、勉強開始したのは、簿記3級の受験が終わって一休みしてから。2019年12月に、重たい腰を上げて勉強スタート、って感じです。
使用した教材:「スタディング」と「パブロフ簿記」
多くの教材に手を出さないのが吉
教科書の役割は「スタディング」に任せました
結論から言っちゃうと、簿記って、手を動かして身体で覚えるスキルなんですよ。だから、いかに教科書を買ってうんうん唸りながら読んでも、そのあとに実践しないと、試験に合格する実力は身につきません。
ですので、今回は思い切って、教科書機能は、すべてスタディング 簿記講座
という動画講座に任せました。家で教科書を読んで唸る時間を削り、問題の実践に当てた方が有効だと思ったからです。
比較的新しいサービスなので、まだ口コミが多くなかったことが少々不安…でしたが、2級講座受講料が、たったの17,980円という安さが決め手でした。
スタディングは、講義は動画で、問題演習はアプリ or PDFで行います。動画は端末にダウンロードができるので、私は、通勤電車の中で視聴する分(1単元)を朝にダウンロードし、電車内で2倍速で見ていました。(速度を自分で調整できるのも、ものすごく時短につながった!)
市販の教材は、「パブロフ」が一番好きで、3級から愛用しています
教科書機能は「スタディング」に任せたので、教本は買っていません(これも、結構賭けだった!けど、教材を増やすと自分にかかる負担が増えてしまうので、結果的には絞りまくって正解でした)。
3級から愛用している「パブロフ」くんシリーズ。パブロフくんは、ドッグフード工場を営むワンちゃん。教本では、パブロフくんの事業に沿って、必要な仕訳を、会計士の「お兄さん」が教えてくれる構成になっています。3級では個人商店だったのに、2級では株式会社化していたり(!)、ストーリーがなかなか面白いのでオススメです。
私が使用したパブロフくんの問題集は、正解に導くまでの「下書き」が全て書いてあります。他の問題集は、ただ単に正解だけ書いてあって、数字オンチの私には本当に辛いんですよ…。「手取り足取り」教えてくれるのがパブロフくんです。大好き。
具体的に何を、どれくらい勉強したの?
では、私が試験までに勉強した内容、勉強にかけた時間を細かく見ていきましょう。結論から言うと、「えっ、これしかやってないの?」と思われるくらいの少なさだと思います。
勉強時間(平日)
・スタディング通勤簿記講座 動画視聴(15分)
・〜試験1ヶ月前:パブロフくん問題集(1時間)
・直前期:スタディング予想問題集(1〜2時間)
平日は、なんてったって時間がない!睡眠時間は削りたくないし、運動もしたい。というわけで、かけられる時間は多くてこれくらい。試験直前期も、多くて2時間くらいしか費やせなかったなぁ。
勉強時間(休日)
・〜試験1ヶ月前:パブロフくん問題集(1〜6時間)
・直前期:スタディング予想問題集(1〜6時間)
さすがに、休日はちゃんとやりました・笑。平日、どうしても疲れちゃってできない!という日が必ず現れますから、その遅れを取り戻さなきゃ!とがむしゃらに頑張った日もありましたね(遠い目)。

勉強内容
試験までまだ余裕がある3〜1ヶ月前
スタディングの動画視聴と、パブロフの問題演習のみ。
特に、パブロフの問題集は、1ヶ月前までに2周終わらせることを目標に、毎日1単元ずつ回してました。楽そうに聞こえるけれど、商業・工業と2冊分あるから結構大変。
あ、間違えた問題に印をつけておくのを忘れずに。本番で「残念なミスによる失点」を防ぐために役に立ちます。
試験直前期
前述したように、簿記は、身体で覚えるスキルだと思っています。だって、他の試験みたいに4択だったり、単語の穴埋めだったり、っていうのは滅多に出ないんだもの。
というわけで、直前期はスタディングの予想問題集を6回分印刷して、間違えなくなるまで、ひたすら、ひたすら繰り返しました!これがかなりよかった。自分の苦手分野がわかると、直前の復習がかなり効率的に行えます。
しかし、試験直前期は本当に勉強しまくって、大学受験以来の「ペンだこ」が復活しかけたよ…。
実は、落ちたと思ってたんです
で、迎えた試験当日。手応えは正直、「う〜ん、微妙かな〜!」って感じでした。試験直後に各予備校から発表される解答速報を見ると、財務諸表の上の方でつまらん計算ミスをしていて、当期純利益が出る下の方まで、永遠に数字がずれていたのです・笑。
ということで、WEBで見られる合格速報は見ることなく迎えた3月25日。なんと、商工会議所から合格証書が届きました。
「ホンマかいな!?」と目を疑ったけれども、合格。ヤッター!
気になる点数は…
では、暴露しましょう。私の成績を!
