こんにちは。まるこです!
早いもので、もう9月も終盤。少し早いですが、今月読んだ本の振り返り。厳選して5冊をご紹介。

読んだ本のご紹介
1. 『ニュータイプの時代』山口 周 (著)
書店で平積みになっているのを見て、気になってKindleで購入。
すごく簡単に書籍の内容について触れると、「オールドタイプ」とは、同じ場所でじっと頑張る、いわゆる「昭和・平成のサラリーマン」。これからの「ニュータイプ」は、自分の能力が活かせる場所を見つけ、軽やかにホップしていく、令和型生き方をする人たち。
私は創業間も無く100年を迎える企業に勤めていることもあってか「オールドタイプ」に日々囲まれて生きているし、私もどちらかというと「オールドタイプ」寄りの人間なのかもしれない。
でも、「この人はオールドタイプだからダメ」「あの人はニュータイプだからヨシ」と一括りにして考えるのも危険。どちらがいい・悪いではないのだ。
腐らないようにするために、新旧問わず、いろんな人に囲まれて生きていこう、と思った1冊。
2. 『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 』山口 周 (著)
『ニュータイプ』が面白かったので、こちらも遅ればせながら購入。
山口さんのこの2冊の著書で一貫しているのは、これからは「論理」よりも「直感」の時代である、ということ。数字やロジックはもちろん大切だけど、それにも増して、直感や感性など私たちが生まれ持った感覚を活かしていこう、というメッセージ。
今まで、芸術にてんで興味のなかった私。でも、唯一好きなのがミュシャである。ミュシャは、漫画っぽくて可愛い。幼い頃、母とよく出かけたアフタヌーンティカフェ、店内の装飾にミュシャの絵が使用されていて、それがきっかけに好きになったんだったな。
どんなに美術・芸術に疎いと思っている人でも、何かしら好きなものがあるはず。アニメだってなんだって、感覚的に好きなものならなんでもいいから、その「好き」を深めて、気楽に楽しめばいいんだと思う。
3. 『教養は児童書で学べ』出口 治明 (著)
出口先生、本当に読書家で。まさか児童書に関する本まで出しているとは。
この本とは、書店で偶然に出会った。出口先生 x 児童書、という組み合わせがすごく新鮮に映り、パラパラとめくってみると、私が子供の頃に親しんだ本『モモ』が載っていて。即購入。
私が読んだことのないような児童書『はらぺこあおむし』や、知ったつもりになっている物語『千夜一夜物語』なども載っていて、まだまだ読んだことのない名作ってたくさんあるんだな、と改めて思い知りました。
普段、ビジネス書ばかりを読んでロジックで頭ゴチゴチになっている人におすすめな一冊です。
4. 『ナルニア国物語1 魔術師のおい』 C・S・ルイス (著), 土屋 京子 (翻訳)
前項でご紹介した出口先生の本の中で紹介されていたのが『ナルニア国』シリーズ。
映画では見たことがあったのですが、本は読んだことがなく。Kindle Unlimitedにシリーズのうち一冊が出ていたのでダウンロードして機中で読みました。
結論:ピュアって素晴らしい。
子供の頃ってこんなに純粋だったっけ?って思わさせられる。今はなんでこんなに、ガチガチに凝り固まっちゃったんだろう、と。年齢、年収、貯金、結婚、キャリア…なんだか現実的になりすぎている私がいて。「凝り固まっている私」を知ることができてよかった。
児童書って、昔、私たちが純粋無垢だった頃のことを思い出させてくれるすごくいいツールなんだな、と。子供のためだけに存在しているものではない。
5. 『“5万円” 以下の「ボロ戸建て」で、今すぐはじめる不動産投資!』
すみません、ナルニアから一気に現実の世界に戻ります・笑。
最近、加藤ひろゆき先生のVoicyをよく聞いている。番組中に度々登場する、「長崎」の「ボロ戸建」での不動産事業家 脇田雄太さんの本。
複業の一つの選択肢として不動産を考えている私は、目下書籍なので勉強中。以前、短い間だけれど少しだけ長崎に住んでいたことがあり、あの坂道だらけの土地にとても親近感を持っている。ここで不動産事業を営むってどんな感じなんだろう?と半ば興味本位で購入した本。
奇しくも、9月中盤に長崎に旅行に行く機会があり、久々にあの坂道だらけの土地に洗礼を受け・笑、脇田さんの手法を見習って、長崎(遠隔地だけど)での投資もありかな、なんて思ったのだった。