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どのような友人・情報に囲まれるかで価値観が変わる

「理想の住まいは?」という問いから気づく、私の時間への価値観
前田裕二さんの『メモの魔力』巻末の1000問ノックに日々ちょっとずつ答えている。今日は、レベル1の39問目「大学生の頃の理想の住まいは?」という問いに答えた時の気づき。
大学生の頃は、理想の住まいについて考えたことなどなかった
私は、千葉の内房から東京都内の大学まで片道2時間かけて通っていた。高校生の頃から通学には1時間以上かけていたので、特にこれといった不便も感じていなかったように記憶している。電車の中ではもっぱら読書をしていたかな。それにこの頃、初めての彼氏ができて、一緒に都内まで通う日も多かったから、別に退屈じゃなかった。
むしろ、「一人暮らしの子は、家も狭い、家事も全部一人でやらなきゃいけないし、仕送りとアルバイトの稼ぎでやりくりするなんて、大変だな…」とかわいそうに思っていたくらい。
もちろん私の中では、一人暮らしという選択肢は全くなかった。都内に住むことによって時間を生み出す必要なんて、当時の私には全くなかった。時間なんて、有り余るほどある、と思っていたのだ。
今は、時間の大切さがわかる
(これは、私が年齢を重ねたせいかもしれないけれど)今は時間が何よりも重要だ、と思う。多少の固定費の犠牲を払ってでも、時間を生み出すことに重きを置いた方がいい。生まれたスキマ時間を、自分の人生を主体的に動かすための準備に費やすことができるからだ。
人間は身の回りをどのような友人・情報で囲むかで価値観が変わる
こんな考え方ができるようになったのも、様々な書籍や友人からの良い影響を受けたから。この出会いがなければ、きっと「広い・安い」けれど「遠い」土地に居を構え、毎日数時間かけて通勤することに何も疑問を抱かなかっただろう。